バノン

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バノン(Banon)は、フランス南東部プロヴァンス地方で作られる、山羊乳を使った小型のシェーブルチーズ。
無殺菌の全乳を使用し、熟成の途中で栗の葉に包み、ラフィア(ヤシ繊維)で縛って仕上げるのが最大の特徴です。
名前はこのチーズが作られているバノン村に由来し、もともとは保存性を高めるために葉で包んだのが始まりとされています。
現在はAOP(原産地呼称保護)に認定されており、産地や製法が守られているチーズです。
栗の葉で包む独特な製法について
栗の葉で包まれた印象に残る見た目をしたチーズですが、栗の葉の役割としては包んで熟成させることで、独特の風味を生むためです。
葉に含まれる成分の影響で、チーズにほのかな木のような香りやコクが加わり、外した後の表面はやや褐色がかった色になります。
見た目のインパクトだけでなく、独特のほのかな味や香りにも大きく関わる重要な工程です。
バノンの写真
フロマジュリー ヒサダ 伊勢丹JR京都店で購入。
2014年4月当時109gで1,556円(税込1,681円)でした。
味と食べ方(ペアリング)
味はクリーミーでなめらか、山羊乳特有の風味に加えて、葉由来のウッディな香りが感じられます。
熟成が進むと中がとろっとやわらかくなり、より濃厚な味わいになります。
食べるときは葉を外してそのまま食べるのが基本で、バゲットなどシンプルなパンとよく合います。
いちじくジャムやはちみつなど甘みのあるものと合わせると、風味のバランスが取りやすくなります。
お酒は辛口の白ワインが合わせやすく、チーズの香りを邪魔せずすっきりと楽しめます。
購入店
- フロマジュリー ヒサダ 伊勢丹JR京都店(2014年4月)



