ロン・デュ・ヴァル

ロン・デュ・ヴァル
ミルクの種類 🐑
目次

    ロン・デュ・ヴァル(Rond du Val)は、フランス産の羊乳製白カビチーズです。
    「Rond(ロン)」はフランス語で「丸い」を意味し、小さなカマンベールに似た丸いディスク形が名前の由来です。直径約11cm・重さ約150gのコンパクトなサイズで、白いビロードのような白カビ(ペニシリウム・カメンベルティ)に包まれています。殺菌乳で作られており、AOC/AOPの認定はありません。

    生産者はパピヨン(Papillon)社で、フランス南部アヴェロン県を拠点に100年以上の歴史を持つチーズメーカーです。ロックフォールの有名生産者としてチーズの世界では広く知られているパピヨン社が、羊乳の白カビチーズとして手がけているのがこのロン・デュ・ヴァルです。羊乳を使った製品という点でロックフォールと共通しており、産地のアヴェロン・ミディ=ピレネー地方の羊乳文化から生まれたチーズといえます。

    ロックフォールを作るパピヨン社の羊乳白カビチーズ

    パピヨン社はロックフォールの有力メーカーとして世界的に知られており、ロン・デュ・ヴァルはそのパピヨン社が手がける全く異なるスタイルの羊乳チーズです。ロックフォールが強烈な青カビの刺激と塩気を持つのに対し、ロン・デュ・ヴァルは白カビに覆われたまろやかでフルーティーな印象。同じ羊乳という原料を使いながら、まったく異なる方向性のチーズを手がけているのはパピヨン社ならではの面白さです。
    形状と外観はカマンベールやブリーによく似ており、「羊乳版のカマンベール」として紹介されることもあります。

    ロン・デュ・ヴァルの写真

    JR大阪三越伊勢丹finesse(フィネス)で2014年3月当時1,700円(税込1,785円)でした。 「ムルシア・アル・ヴィノ」「ヴァシュラン・デュ・オー=ドゥー」(モンドール)も購入しました。

    味と食べ方(ペアリング)

    白カビの外皮はやわらかくビロード状、中の生地はクリーミーで滑らかなブリーに近い食感です。味わいはバターのようなコクとフルーティーな甘みが特徴で、牛乳製のカマンベールと比べると羊乳由来のほのかなコクと深みがあります。塩気は控えめでマイルドなので食べやすく、クセも少ないため羊乳チーズが初めての方にも向いています。

    常温に戻してからバゲットやクラッカーにそのまま乗せて食べるのが基本の楽しみ方です。はちみつやフルーツジャムをひと垂らしするとさらに引き立ちます。
    ワインとの相性はシャルドネ系の白ワインやロゼが定番で、海沿いの風を思わせるブリニーな香りとフルーティーな生地が軽めの白ワインとよく調和します。スパークリングワインとも合わせやすいです。

    購入店

    • JR大阪三越伊勢丹finesse(フィネス)(2014年3月)
    分類
    🧀白カビ🧀ナチュラルチーズ🇫🇷フランス🐑